【0m1d】出産翌日。全身がボロボロで辛い。トイレが辛い。赤ちゃんが可愛すぎて辛い!




【0m1d】出産翌日。全身がボロボロで辛い。トイレが辛い。赤ちゃんが可愛すぎて辛い!

産後1日目。赤ちゃんと過ごす初日。経験したことのない身体の痛みと日常生活がままならない不自由さ、そして赤ちゃんの存在。すべてが鮮烈で、辛くて、愛おしいです。

朝起きると、両腕の筋肉痛でチカラが入らない

出産直後の何が一番辛かったかと言うと、
両腕の筋肉痛。

出産のときに、陣痛のたびにベッドの手すりにしがみついて痛みに耐えていたため、両腕が無事死亡しました(笑)

日が変わるタイミングで出産したので、赤ちゃんを預けて眠らせてもらったもののなかなか入眠できず。ベッドで寝ていても、寝返りをうったり、体勢を変えるのがスムーズにできず、とにかく行動のすべてがスローに。疲れ切っているのに寝てること自体が疲れるような状態です。

また、夜中に喉が乾いてペットボトルのお茶を飲もうとするも、筋肉痛が酷くなると手に力が入らなくなるようで、キャップがなかなか開けられず悪戦苦闘しました。

気付くと窓の外が明るくなっており朝に。6時間置きにトイレに行った方がいいと言われていたので、立ち上がろうとすると身体にチカラが入らず。この起き上がるときが一番辛く、腹筋が使えないので横向きに倒れて、ベッドの手すりに掴まって上体を起こそうとするも腕に激痛が走って力が入らず、本当に辛くて涙目になりました。

朝食を取りに行こうとすると、立ちくらみ

前日の昼から何も食べておらず、お腹がペコペコで待ち望んでいた産後初めての朝食。

ナースコールのスピーカーから「朝食の用意ができました。取りに来れる方はナースセンター前まで受け取りに来てください」というアナウンスが流れます。

朝食を取りに行こうと立ち上がろうとすると、人生初の立ちくらみが…。

さすが出産直後。無理はしないでおこうと、そのままベッドに横になり、朝食が配膳されるのを待ちました。

食べるのが疲れる

食べてて疲れるという経験は初めての体験でした。

空腹で待ち望んでいた朝食。配膳された料理に手を伸ばしてみるも腕に力が入らず、お茶碗や箸を持つことすら疲れるという状態。

いざ食事を口に入れても咀嚼することも疲れる。

空腹なのに食べることもままならず、半分食べるのが精一杯でギブアップ。自分の体力のなさに愕然としました。

お股の痛み

チクチクとした軽い痛みがありますが、寝てる分にはあまり気になりませんでした。

寝返りをうったり、体勢を変えようとすると、会陰切開して縫った糸がピーンと引っ張られるような強い痛みが走ります。

産後はお腹に圧迫された膀胱が馬鹿になり、尿が溜まっても尿意を感じにくくなるそうで時間を決めて(6時間置き)にトイレへ。

ベッドから立ち上がるたびに悪露がドバーっと出てきます。産後は寝たきりよりも多少動いた方が悪露が早く終わると言うのは、動くと悪露が排出されやすいからなんですね。

トイレ

Lサイズのオムツみたいな生理ナプキンと洗浄綿を持ってトイレに向かいます。お股が痛むので歩幅は小さく、ゆっくり歩きます。

トイレの個室に入った後も動作はスローモーションです。ゆっくり下着をおろし、ゆっくり便座に座り、ゆっくり尿を出す。

尿が出ると滲みるので、そのたびに体がビクッと反応します。

ゆっくり生理ナプキンを変え、トイレットペーパーでそーっとお股を拭うと、悪露で真っ赤に染まります。

トイレの温水洗浄は怖くて使えず、産院で提供された洗浄綿を使ってお股の前から後ろにトントンとゆっくり押して終了。

便秘

産後はおっぱいに水分がもっていかれることもあり、便が硬くなりやすく、便秘になる人が多いようです。

私の場合も3日経っても便意はなく、力むとお股が裂けそうで怖くて、トイレに行っても出す気になれない状況です。

見かねた看護師さんが便を緩くする薬を処方してきてくださり、それを服用してようやく3日目の夕方に出ました。

切れ痔になりそうです。痛い…。

産後の痛みの度合い

私の場合の産後の痛みの度合いです。

  • お股の痛み10%
  • 軽い生理痛10%
  • 腕の筋肉痛40%

出産に比べれば個々の痛みは我慢できる程度で、トータルでも60%程度の痛みでした。痛み止めは処方されませんでしたが特に問題もなかったです。

寝転がっていても身体がダルく思うように動かず、自分の体じゃないみたいでした。

すべては赤ちゃんのために

唯一の救いは赤ちゃんの存在です。
とにかくこの小さな生き物を守らないと、という母性本能のようなものが体を動かす原動力になりました。

おっぱいを出さなきゃだから食事は無理してでも食べよう。
授乳の時間だから起きて授乳室に行こう。
体を清潔に保つためにシャワーを浴びよう。

全部、赤ちゃんのため。

寝てた方がまだラクだけど、少しでも赤ちゃんに何かしてあげたい気持ちが溢れ、ものぐさだった自分でも母親になって頑張れるんだなと実感しました。

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