里帰り中の長野に夫が遊びに来てくれたので、すき焼きが美味しいと評判の「すき亭」に行ってきました。
すき亭
長野県庁にほど近い、裾花川のほとりにある建坪220坪もある純和風の佇まいのお店です。
1階はテーブル席が並び、予約なしでも気軽に入れます。
2階は個室になっており、各部屋に使用される用材には欅、杉、檜、槐などそのほとんどが寺院や神社に生い茂った由緒ある大樹が使われており、贅とこだわりがつまっています。
すき亭は元々、おいしい「信州牛」の開発を行っていた地元の畜産家のひとりが開業したお店です。
昭和40年代初頭、長野県北部に位置する奥信濃では、いつか信州で育てたおいしい牛肉を「信州牛」として世に出したいと、地元の畜産家たちが本格的な研究に取り組みはじめました。試行錯誤を重ね、研究会のメンバーが着目したのは信州特産の「りんご」。牛のえさに加えてみたところ、健康維持に役立つばかりでなく、良質の霜降り肉の生産をもたらすことが分かりました。
こうして、「立派な牛は、立派な舞台にのせて世にだそう」と、昭和47年にすき亭が誕生。奥信濃の畜産研究会のメンバーのひとり、当店初代社長の掛川幹夫は、この日のためにと全国から十数年かけて銘木を集めていました。選ばれた場所は、長野県庁に近い、旭山のふもと。建坪220坪の贅を尽くした純和風の建物は、今も裾花川のやさしいせせらぎとともにお客様をお迎えしています。すき亭「すき亭へようこそ」
そのため、提供される信州牛は「すき亭専用の牛舎があり、生産から販売まで一貫した厳しい品質管理のもと、最上級のお肉だけを一頭買いして皆様にお届けして」いるのだとか。
メニュー
ランチ限定のすき焼き弁当なども人気ですが、母から「すき亭に行ったら、すき焼きを食べなさい」と言われたので今回は「すき焼き」をいただくことに。
- すき焼きセット:3,500~5,500円
料理3品・ごはん・味噌汁・デザート付 - すき焼き定食 :2,300~4,300円
ごはん・味噌汁付
料理3品とデザートはなくてもいいかなと思ったので、「すき焼き定食」にしました。
肉の種類は松竹梅と3通りあります。
- 松:上モモ肉
- 竹:モモ肉とバラ肉
- 梅:バラ肉
今回は奮発して「すき焼き定食」の「松」にしました!
「すき焼き定食(松)」のお味
注文すると、熱伝導が良いという砲金鍋と卓上コンロが登場します。
お通しの小鉢は牛スジの生姜煮。柔らかくておいしいです。
そして、特製すき焼きだれと割下、生卵が登場します。
待つことしばらく、信州牛と野菜セットが登場です。
お肉の霜降り具合がきめ細かく美しいです。見てるだけですでに美味しい!
店員さんが卓上コンロに火を入れ、牛脂が溶けてきたタイミングでお肉を投入します。
「すぐに出来上がるので、生卵を軽く溶いてお待ちください」とのこと。
生卵を溶いてるうちに、すき焼きのたれと割下でほどよく色づくお肉。
タイミングを合わせて、ごはんと味噌汁、野沢菜の漬物も登場します。
食べごろになったお肉を店員さんが生卵を溶いた取り皿に置きます。
おいしそうな香りが漂ってきます。
一口、お肉を頬張ります。
めっちゃおいしい!!!
甘くて柔らかくてとろけます。
ごはんも進みます。お肉を食べて、ごはん食べて、たまに漬物の野沢菜でお口をリセット。また、お肉に戻る。おいしすぎます。
ここからはセルフですき焼きを調理します。
店員さんの見様見真似でお肉をもう一切れずつ食べ、そのあと肉の旨みが溶けだした鍋に野菜を全部入れてしばらく煮込んで鍋を楽しみ、最後にお肉を1切れずつ食べて締めました。
これは美味しすぎる!
美味しさもある一定のレベルを超えると、ただ「美味しい」としか表現できなくなりますが、このすき焼きもそのレベル。
贅沢なランチでした。また来たい味です。
「すき亭 本店」のお店情報
店名 | すき亭 本店 |
住所 | 長野県長野市南長野妻科112-1 |
地図 | |
HP | https://www.sukitei.com/ |
営業時間 | 昼:午前11時~午後2時30分(ラストオーダー 2時) 夜:午後5時~9時30分(ラストオーダー 8時30分) |
定休日 | 月曜日 |
その他 | クレジットカード可 |
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