妊婦健診で血糖値が基準となる100を超えることが2回あり、里帰り先の病院でちゃんと調べた方がいいと言われ、糖負荷検査をすることになりました。
妊娠中は血糖値が高くなりやすく、妊娠糖尿病になりやすい
妊婦健診を受診する時は毎回採尿検査があり、その検査で血糖値が基準となる100を超えることが2回ありました。
地元の産婦人科では様子見という判断でしたが、里帰り先の産婦人科では「妊娠糖尿病の可能性もあるのでちゃんと調べましょう」とのことで、糖負荷検査をすることになりました。
35歳以上で初めての妊娠となる高齢出産だとリスクが高まるそうです。
妊娠糖尿病になりやすい体質が疑われる場合
・肥満・家族に糖尿病の人がいる
・高年妊娠(35歳以上)
・尿糖の陽性が続く場合
・以前に大きな赤ちゃんを産んだことがある人
・原因不明の流産・早産・死産の経験がある人
・羊水過多(ようすいかた:羊水が多い)
・妊娠高血圧症候群の人、もしくは過去に既往がある人国立研究開発法人 国立成育医療研究センター「妊娠と妊娠糖尿病」
通常は妊娠中期までに済ませるものだそうで、「32週(出産後期)ではちょっと遅いからすぐにでも受けてください」と日程調整していただきました。
血糖値が高いと赤ちゃんへの影響が深刻
妊娠すると胎盤から分泌されるホルモンの影響で血糖値をコントロールするインスリンの働きが弱まるため、血糖値が上がりやすくなります。
そして胎盤を通じ、赤ちゃんの血糖値も上がることから母子共に合併症を引き起こすことがあります。
- 赤ちゃんへの影響
先天奇形、巨大児、発育不全、新生児低血糖、呼吸障害 - お母さんへの影響
流産、早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多、難産(巨大児出産のため)、糖尿病
特に妊娠糖尿病になると赤ちゃんが巨大児になりやすくなり、帝王切開になることが多いそうです。
帝王切開のリスクを避けるためにも、糖負荷検査で事前に妊娠糖尿病かどうかを調べ、妊娠糖尿病と判明した場合は適切な処置を受けることで赤ちゃんへの影響を低減させます。
自分はどうなってもいいけど(よくないけど)、赤ちゃんに影響が出るのは絶対避けたいですよね(><)
糖負荷検査を受ける
糖負荷検査では、以下のように3回採血を行って血糖値を測定し、当日中に結果がわかります。
前日
・早めに夕飯を済ませ以降は水かお茶のみ可。
当日
・1回目:空腹状態で採血。その後ブドウ糖摂取。
・2回目:ブドウ糖摂取から1時間後に採血。
・3回目:ブドウ糖摂取から2時間後に採血。
・検査結果の告知。
私の場合、前日の21時までに食事を済ませ、それ以降はノンカフェインのルイボスティーを飲んで早めに就寝しました。
当日は、朝ごはんは食べれませんので、お腹が空くとつらいのでギリギリまで寝て、9時前に病院へ。検査室に向かい1回目の採血を行いました。
1回目の採血&ブドウ糖摂取
里帰り先の病院は地元で1番大きな総合病院なので、朝から大混雑。朝イチで行ったのに受付番号が100越え。順番を待って採血へ。
9時20分に採血が終わり。
続いて、「トレーランG」というブドウ糖の入ったサイダーみたいな炭酸水を225ml飲みます。
元々炭酸が苦手なので結構つらい。
妊婦さんの中には具合が悪くなる人もいるみたいで、体調に変化があったらすぐ受付に言ってくださいとのこと。
飲み終わったら待合室に戻り、椅子に座って安静に過ごすこと1時間。2度目の採血へ。
2回目&3回目の採血
10時20分に2回目の採血。
1回目と反対の腕で採血。すぐに済み、また1時間後に来てくださいとのこと。
11時20分に3回目の採血。
左腕の1回目の採血とは別の部位に注射針がズブリ。めちゃ痛かった。
検査結果
結果は、「問題なし」でした!
血糖前、血糖60分、血糖120分がそれぞれ基準値(青文字)の範囲内でした。1個でも引っかかるとダメなのかも。それと、ヘモグロビンAlcは過去1~2ヶ月に高血糖だったかどうかを判断するもので、これも基準値以内だったので「特に問題ないでしょう」ということで終了しました。
とにかく検査結果にホッとしました。
ここ数日、甘いものを控えていましたがこれで解禁できる! 自分ご褒美に本日のランチはマクドナルドのてりやきバーガーセットとナゲットいただきました。はー、おいしかった。しあわせ。
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