善光寺参りしてちょっと小腹が空いたり、お蕎麦だけじゃ物足りないときにお勧めなのが信州グルメ「おやき」。
善光寺の仲見世でテイクアウトして食べ歩きするのも楽しいですが、せっかくなら雰囲気のある囲炉裏の炉端に座って、囲炉裏で焼かれた熱々の「おやき」を食べるのはいかがでしょう。
小川の庄
長野市で有名な「おやき」の観光地といえば、「鬼無里村」と「小川村」です。
この「小川の庄」は、小川村の第三セクターとして「おやき」を使った村おこし事業に取り組んでいます。
長野市と大町市の間に位置する小川村は、信州の特産品の「おやき(お焼き)」の名所として知られています。「小川の庄おやき村」は、田園の中にある農家を改造して7人で始まったのが20年の間に観光名所となり、村おこし事業として脚光を浴びています。ここで作られる「縄文おやき」は、今や海外まで知られるようになりました。年何億円もの売り上げがあるそうです。小川村のおやきが美味しいのは、米作りに向かない気候だったため、昔からおやきやソバ等の粉食文化が発達したためです。
信州とっておき情報「小川の庄おやき村」
小川村は縄文時代の大遺跡があることから「縄文おやき」と名付けられており、囲炉裏で焼く特徴があります。
「おやき」は調理方法によって2種類に分けられ、蒸した「蒸しおやき」と、焦げ目のつく「焼きおやき」があります。
テイクアウトやスーパーやコンビニで手に入るものは大体「蒸しおやき」です。形は平べったく、蒸し器に入れておけばいつでも熱々で、もちもちした食感が楽しめます。
一方、小川村の「縄文おやき」は焦げ目のつく「焼きおやき」です。
饅頭大のおおきさで、おやきの皮に厚みがあり、しっかりと両面焼かれるので食べ応えがあります。
「蒸しおやき」がベタっとした食感に対して、「焼きおやき」はカリッと香ばしく、個人的に食べるなら「焼きおやき」派です。久々に食べたくなって入ってみました。
お店の雰囲気
鰻の寝床みたいに細長い店内です。
入り口すぐは長野土産を販売するスペースがあり、テーブル席を抜けて一番奥まで進むと、囲炉裏の席があります。炉端の席は6、7名でいっぱいになるので、溢れると囲炉裏から離れたテーブル席に案内されます。
ひとりで入っても「奥にどうぞ」と勧められます。
運よく炉端の席をゲット。この席だと目の前でおやき作りを見ることができます。
一人が、おやきの生地を広げて具材を入れ、形を作ったら、平たい鉄鍋に並べて、おやきを焼きます。
もう一人が、頃合いを見て鉄鍋のおやきをひっくり返し、両面に焼き目がつくと手前の網に移してじっくり火を入れます。出来上がったおやきは一旦トレイで冷まされ、注文が入ると、再度網の上に戻し、温めたものが提供されます。
本日のお品書きは「野沢菜、卯の花、あずき」の三種類。
個人的におやきは「野沢菜」と決めてるので、迷わず「野沢菜」を注文しました。
「焼きおやき」のお味
焼きおやき 210円
セルフサービスで、そば茶、味噌汁、お新香があります。
この日はサービスで「おこわ」も付きました。
注文するタイミングで代金を支払います。
そして、トレイに作り置きされ「おやき」を囲炉裏の手前の炭にかけてしばらく温めます。ほどよく加熱されたあと、包み紙の上に置いて出されます。
おやきに入った焦げ目が食欲をそそります。
包み紙で「おやき」を取り、一口パクリ。
カリッとしたおやきの皮と具材の野沢菜油炒めが絶妙で、めっちゃおいしい!!
お新香の野沢菜もおいしいけど、野沢菜の油炒めもおいしいんですよね。やっぱり野沢菜最高!焼きおやき最高です!!
長野に帰ってきたら食べたい味です。ぜひ、お試しを!
「小川の庄 大門店」のお店情報
店名 | 小川の庄 おやき村 大門店 |
住所 | |
地図 | |
HP | https://www.ogawanosho.jp/ |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
定休日 | 水曜日(祝日は営業、翌日休み) |
その他 |
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