御開帳の善光寺、大勧進のお寺カフェと無料「宝物館」もオスメス!




無宗派で駆け込み寺の「善光寺」

七年に一度行われる御開帳で盛り上げる善光寺。境内には天台宗の「大勧進」と浄土宗の「大本願」を筆頭に、院や坊が多数あります。

善光寺は仏教の宗派が派生する以前から存在したため無宗派で、昔は女人禁制の多かった仏教の中で女性に対しても門戸を開いた「駆け込み寺」としても有名です。

今でもその名残が残っており、善光寺は夜中でも参拝できるように境内と外陣は夜通し明かりが灯り、24時間365日開かれています。

夜中の善光寺は昼間の喧騒と打って代わり、静謐な厳かな雰囲気を楽しめてお勧めです。

大勧進の「お休み処カフェ」

午前11時頃に善光寺を娘と訪問。御開帳の善光寺は平日でも観光客で賑わってます。

2歳の娘の手を引いて仲見世通りを歩き、人混みと暑さにバテ気味になったので、大勧進の「お寺カフェあります」の看板に誘われて入ってみました。

11時から営業開始なので私と娘が最初の客。席はどこでも良いと言われたので、外が見渡せる窓際の席を選びました。

すごく眺めがいいです!

この池は蓮が見事なので、またその時期に再訪しようと思いました。

お寺カフェのメニュー

お寺カフェの中身はチェーン店の「イタリアントマト」です。飲み物は持ち帰りも可能なプラスチック容器に入っててGood!

お値段は観光地価格ですが、眺めの良い景色を楽しみながら寛げるのがうれしいです。

床が畳で、テーブル席が6席ほどありました。

娘はりんごジュース、私はアイスコーヒーとかぼちゃのプリンタルトを注文し、娘が食べ終わるまでゆっくり過ごしました。

昼頃になり混んできたタイミングで席を立ちました。

大勧進の「宝物館」は無料公開&涼しくてオススメ!

お寺カフェを出るとすぐに「宝物館 無料公開中」の文字を見かけたので、誘われるようにそのまま宝物館のある建物に入りました。

地元民ですが、今回初めて中に入りました。

普段は高校生以上は500円かかるので、こういった機会でもない限り見ることはなかったかもしれません。

入口に置かれたビニール袋に履物を入れて手に持ち、矢印に従って回廊を歩きます。

大勧進の本堂の周りの回廊を通って進み、普段見ることの無い寺の内庭を眺めながら、先へ先へと進みます。

娘もご機嫌で歩きます。

宝物館

入口すぐのコーナーは越ちひろさんの展示会となっており、コラボ御朱印原画が公開されていました。

石造りの建物なのか、宝物館の中はひんやりして涼しいです。2歳は興味がないのか足早に歩きます。それでも10分くらいかかりました。

宝物館のあとは本尊の「一光三尊阿弥陀如来像」が公開されてました。御開帳記念に木彫彩色御像の三尊像を製作しているので、そのPRのようです。

宝物館は写真不可なので是非実際に目で見て楽しんで来て欲しいと思います。

コラボ御朱印

長野県千曲市出身の現代アーティストの越ちひろさんが描いた作品に善光寺住職 瀧口貫主が書を記した特別御朱印だそうです。

1枚1000円です。記念に購入!

作品右側、円の図は善光寺の絶対秘仏をイメージし、天衣が黄金色の雲と共に棚引いております。

左の題字・梵字はすべて瀧口貫主の書です。

中央の梵字「キリーク」は阿弥陀如来、右が「サ」で観音菩薩、左が「サク」で勢至菩薩を表し、この梵字三文字で善光寺の本尊一光三尊阿弥陀如来を表しております。

同封された紙に書かれてました。

善光寺御開帳コラボ「ペヤング焼きそば」

御開帳記念に善光寺とコラボしたペヤングも限定販売中です。八幡屋磯五郎の七味唐辛子が付いてます。

旅行のお土産にすると話題性もあって面白いかもしれません。

限定ペヤング焼きそばは大勧進のネットショップでも販売中です。

帰りは仲見世のおやきを食べて、善光寺の裏にある城山公園で遊んで帰りました。

ランチは長野市のグルメマップをぜひ参考にしてください!蕎麦以外にも長野ならではの料理が楽しめます。

【長野市グルメマップ】駅前~善光寺まで実際に食べ歩いて美味しかったお店一覧(気ままに更新予定)

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