長野に帰ったら食べたくなるのが、いむらやの「焼きそば」です。
甘い揚げ麺に、甘いあんかけがかかり、皿いっぱいにテンコ盛りされる固焼きそば。人によって中毒性があり、学生時代は3食これでもいいと思うぐらいハマっていました。久々の味を求めて、いざ!
いむらや
長野市民のソウルフードと言われるのが、いむらやの「焼きそば」です。
蕎麦やおやき、ニラせんべい…など郷土料理はありますが、長野に帰ってきてまず食べたくなるのは、いむらやの「焼きそば」です。
メニューに「焼きそば」と表記されるので、「焼きそば」と呼んでいますが、実物はあんかけのかかった「固焼きそば」です。
唯一無二の味です。
甘口で中毒性があります。
独特すぎて、他では食べることのできない味です。
でも、万人受けする味ではないので、好き嫌いがわかれる「焼きそば」です。
長野市内に2店舗あります。
長野駅前の石堂店と、善光寺近くの権堂店です。
以前は4店舗あり、ハマっていた学生時代は同じ店舗に通うのが恥ずかしくて、毎日違う店舗に通っていた思い出があります…。
焼きそばのルーツ
信州焼きそばの文化の源流となるのは、かつて長野市権堂にあった「福昇亭」。横浜で働いていたこの店の創業者・小松福平が長野市を訪れた際に、「信州で店を出したい」と移住し、大正13年に創業したのが始まりだった。時は昭和初期、山国長野では十分な海鮮食材を調達できなかったため、キノコや野菜をふんだんに使用した信州流の「あんかけ焼きそば」が誕生したという。
お店の雰囲気
カウンター席のみの昔ながらの食堂です。
女性が一人で入るにはちょっと躊躇する佇まいです。
お昼時は混雑して座れなかったり、座れても隣の人とぎゅうぎゅう詰めになったりするので、一人で行くなら混む時間を避けて行くと入りやすいです。
お店に入ったら、最初にレジで食券を購入します。
そして、席につきます。
食券をみえるようにテーブルの上に置きます。
お水とお茶はセルフサービスなので、自分で取りに行きます。
しばらくすると、焼きそばが登場します。
「焼きそば」と「しゅうまい」のお味
焼きそば(590円)
初めて見る人はそのボリュームに驚きます。
皿から溢れんばかりの揚げ麺と、こぼれ落ちそうなあんかけ。
この日も観光客と思われる方が現れた「焼きそば」を見て、
客 「大盛りは頼んでないです…」
店員「これが普通盛りです」
というやりとりをしていました。
肝心のお味は、やはり変わらず。
甘めです。
揚げ麺自体に甘みがあり、くたっとするまで煮込まれた大量のキャベツにシイタケ、きくらげなどが入ったあんかけも野菜の旨みとともに強い甘みがあります。
甘辛い味付けが好きな人には向いてます。
中毒者の私にとっては激ウマ!なこの焼きそばですが、他県出身の夫の口には合いませんでした。
「甘すぎる」だそうです。
私はパリパリの麺が好きなので、最初に麺の上に乗ったあんかけを避けるようにしています。
そして、既にあんかけに飲み込まれてしまった麺を掘り出しながら、口に運びます。
めっちゃ、おいしい!!
学生の頃から変わらない味!!!
なつかしいい!!!
あとは夢中になって食べてました。
途中から「からし酢」をかけて、味をチェンジ。
ちょっと引き締まった味がしてこれもまた美味しい。
食べきれないかもしれないと思ったけど、全然余裕で完食しました。
おいしかったです。また明日も食べたい!
しゅうまい(オマケ)
玉ねぎがたっぷり入った、玉ねぎの旨みと甘みを包み込んだようなしゅうまいです。
からし+醤油がよく合います。1つでもボリュームたっぷりです。
いむらや(石堂店)のお店情報
店名 | いむらや 石堂店 |
住所 | 長野県長野市大字南長野南石堂町1423 |
地図 | |
HP | – |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 年末年始など |
その他 | 禁煙、現金のみ |
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