家の外壁に灰色の泥のような穴の空いた蜂の巣状の物体を発見し、撤去しました。
外壁に灰色のドロバチの巣を発見
謎の物体を発見
秋になり落ち葉の掃除をしようと屋外にある物置へ箒を取りに行くと、外壁に何やら見慣れぬ灰色の物体を発見しました。
泥のような、コンクリートのような、その物体は正面から見ると規則正しく穴が空いており、横から見るとそれらの穴がそれぞれ細長い部屋になっていて蜂の巣にも見えます。
一見すると、素焼きのオカリナのようにも見えて第一印象は不気味でした…
また、その物体は低い位置にあったため子供のいたずらの可能性も考えました。
ネットで「灰色 巣」と検索
外壁の物体が何か分からなかったのでまずはネットで調べることにしました。
- Googleで「灰色 巣」と検索
- 画像一覧を表示
すると…
謎の物体と一致する画像を発見!(笑)
知恵袋などに私と似たような悩みで相談されている方が何人かいて、怪奇現象ではないことにも安心しました。
どうやら外壁の灰色の巣は「ドロバチ」の蜂の巣と判明しました。
ドロバチの巣の撤去
外壁の灰色の物体が「ドロバチ」という蜂の巣と分かったものの、この蜂の巣の撤去をどうするかが次の課題です。
蜂の巣の駆除業者に依頼する場合は撤去費用がかかるので、気軽に頼めません…
外壁のドロバチの蜂の巣を見る限り、蜂の気配はなく、もぬけの殻…空き家のような気配で、これなら自力で撤去できるかもしれないと思い調べてみることにしました。
ドロバチとは?
ドロバチ
とてもおとなしいハチで、巣はその名の通り泥や土でできており、ハチの餌となる青虫などが入っています。ドロバチも単独性のハチなので、巣を守って襲ってくることはありません。
松戸市「蜂を知ろう」
巣が気になるときは、念のため殺虫剤をかけてから、シャベルやへらで落としてください。
※巣に水をかけると、泥や土が柔らかくなります。
ドロバチの活動時期
- 夏〜秋:活動期。巣を作り、卵を産み付け、巣穴にエサを運び、成虫は巣から立ち去る。(戻ってこない)
- 冬:卵のみ。
- 春:卵が孵化し、幼虫は巣穴のエサを食べ、巣立つ。
調べた結果…
ドロバチはおとなしい性格で、単独で行動し、秋〜春頃は巣に卵とエサしかなく比較的安全であることが分かりました。
ドロバチの撤去作業
ドロバチの巣の周りに成虫のドロバチがいないことを確認して、以下を用意して撤去しました。
準備した物
- 殺虫剤
- トンカチ(三重にビニール袋を被せました)
- ビニール袋(撤去した巣を入れて捨てる)
- 不要なタオル(巣の跡の掃除用)
- 箒
ドロバチの巣の撤去手順
- 【重要】周囲にドロバチの成虫がいないことを確認する
- ドロバチの巣に殺虫剤をかける
- ドロバチの巣をビニール袋で覆いながら、トンカチでドロバチの巣を叩く
- ドロバチの巣をビニール袋に入れる
- 水に濡らした不要なタオルでドロバチの巣跡を拭く
- ドロバチの巣と不要なタオルをビニール袋に入れてゴミに捨てる
ドロバチの蜂の巣の撤去作業は15分くらいで終わりました。
結論から言うと、虫が苦手な人はやめたほうがいいです。
撤去時に散らばる土に混じって、エサの虫などが散らばって、ちょっとした地獄絵図でした…泣きそうになりながら何とかやり終えました(泣)
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