ベビーの二週間検診&一ヶ月検診に病院に行くとき、車を持っていないので実家の車を借りる予定。その時必要なのがチャイルドシートですが、車に備え付けるのではなく、都度取り付け可能なものを探しており、そこで知ったのがトラベルシステムです。
目次
トラベルシステムとは?
トラベルシステムとは、ベビーカー、チャイルドシート、ベビーラック、ベビーキャリーなどの機能を集約したシステムのことです。
赤ちゃんを乗せるベビーシートを車のシートベルトを使って取り付けると、チャイルドシートとして利用することができます。また、対応するベビーカーの上に置いて取り付けるとベビーカーとして利用できて便利です。
赤ちゃんが眠っているときに、ベビーシートごと運べるので、赤ちゃんを起こさずに済むところが人気です。
0ヶ月から使用可能なので生まれたばかりの新生児を連れた移動にも使えます。
クルマ未所持がチャイルドシートを購入するときに考慮する点
我が家はまだ車を持っていないため、利用するときは車を借りる必要があります。
主に利用しているのが、
・実家の車
・レンタカー
・カーシェア
です。
また、チャイルドシートが必要になるタイミングは産後の二週間検診、一ヶ月検診、里帰りから自宅へ帰るときです。
その間だけチャイルドシートをレンタルするという手もありますが、誰かが使ったものを生まれたての赤ちゃんに使わせたくない気持ちもあり、購入することになりました。
チャイルドシートを利用する場面を洗い出す
車を持っていればチャイルドシートを取り付けたままにできますが、レンタカーやカーシェアを利用している場合、その都度チャイルドシートを取り付けることになります。
つまり、レンタカーやカーシェアでお出かけする場合、その都度「赤ちゃん」と「チャイルドシート」を車まで運ぶことになります。
休日に夫婦で外出するのであれば、夫がチャイルドシートを運び、妻が赤ちゃんを連れて車まで移動すればいいですが、例えば平日にママひとりで赤ちゃんと外出したい場合、ママが赤ちゃんとチャイルドシートを抱えて移動するのは困難なため現実的ではないことがわかります。
そこで便利なのが「トラベルシステム」です。
家からベビーシート(チャイルドシート)&ベビーカーで車まで移動し、車にベビーシートを取り付けてチャイルドシートにし、ベビーカーはたたんで車に乗せるだけ。大きくてかさばるチャイルドシートもベビーカーに乗せて運べば簡単です。
チャイルドシートの固定方式は「シートベルト式」
チャイルドシートの固定方法には「ISOFIX式」と「シートベルト式」があります。
- ISOFIX式:対応している車種の、座席部のコネクターに専用金具を差し込むだけで固定できる方式
- シートベルト式:座席のシートベルトを使ってチャイルドシートを固定する方式
レンタカーやカーシェアでは、借りる車が「ISOFIX式」に対応しているとは限らないので、「シートベルト式」一択となります。
売り場に行って実物を確認する
出産前に赤ちゃん本舗やベビーザらス、西松屋などの売り場に行き、トラベルシステムに対応するチャイルドシートを見て回りました。
しかし!
トラベルシステムに対応したベビーカーはあってもチャイルドシートの展示がなかなか置いておらず、実際に取り付けてみた場合の使い勝手がわからない状態です。唯一Apricaだけ実物を見て試せました。
また、複数の店舗で店員にトラベルシステムの質問をするものの歯切れの悪い回答ばかり。
いろいろと聞いてみると、トラベルシステムのベビーシート(チャイルドシート)は高い割に赤ちゃんが大きくなると重くて持ち運びしにくくなり、もって半年で使えなくなってしまうので店としてもお客様に勧めにくいのだそうです。
購入したのは、Aprica「スムーヴTS インファントカーシート」
結局、Apricaのトラベルシステム「スムーヴ TS インファントカーシート」を購入することにしました。スムーヴTSは「シートベルト式に対応」とメーカーHPに記載があり、実際に店舗でも見ることもできたので安心感がありました。
「スムーヴ TS インファントカーシート」単体で、「シートベルト」を使ってチャイルドシートとして固定することができます。
また、別売の「ベース」を購入して車に取り付けておくと、「ISOFIX式」でチャイルドシートを簡単に取り外しできるようになります。我が家の場合は不要なので今のところベースは購入しない予定です。
5WAYで使えるApricaのトラベルシステム対応のチャイルドシート
購入したAprica「スムーヴ TS インファントカーシート」は5WAYで使用できるという優れもの。
ベビーシートの両側面についている「回転ボタン」を押すと、持ち手となる「ハンドル」の部分が回転し、その「ハンドル」の角度によって用途を切り替えることができます。
①ハンドルを90度にしてキャリーとして使う
ハンドルを90度にすると、キャリーとして使えます。
ベビーを乗せたままの状態でハンドルを持って、持ち運びが可能です。
ただし、ちょっと持ちにくく、新生児の重さであっても数分程度の移動でやっとです。
一度、夫とショッピングするときにキャリーで運んだことがありましたが、数分で重そうにし、結局買い物かごにベビーシートを置いて押して移動しました。
②チャイルドシートにする
ハンドルを90度にして、車の後部座席にベビーシートを置き、シートベルトで3箇所を固定することでチャイルドシートとして利用することができます。
車を持っていない我が家の場合、レンタカーやカーシェアを利用することが多いのでチャイルドシートとして使えるのは本当に便利!
③ロッキングチェア(揺りかご)にする
ハンドルを60度に倒すと、ゆらゆら揺れるロッキングチェアとして利用できます。
ミルクを飲んだ後もベビーがぐずるときは、たいてい眠いけど眠れないときなので、部屋の照明を落としてベビーシートに乗せてゆらゆらしていると眠りだすので重宝しています。
④チェア(椅子)にする
ハンドルを反対方向に30度に倒すと、ベビーシートが固定され、椅子として利用できます。
首が座っていない0ヶ月~3ヶ月頃のベビーとのワンオペ育児で重宝します。
お風呂に入るとき、浴室の入り口に椅子にして置いたり、キッチンで料理するときに椅子にして目の届くところに置いたり。冬場は床に近いほど冷えるので、抱っこ布団などにおいて寝かせるよりも、ベビーシートを椅子にして置いておくことが多いです。
⑤ベビーカーにする
ハンドルを90度にして、対応するベビーカー(そのままでももちろん利用できます)に置いて装着すると、赤ちゃんを乗せたままベビーカーを利用できます。
ベビーカーでチャイルドシートごと車まで移動できるので、レンタカーやカーシェアを使うときに重宝しています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
これがなければ、一度レンタカーやカーシェアの車を取りに行くか、赤ちゃんとチャイルドシートを持って車まで行く必要があるので、夫のいる休日なら良いですがワンオペ育児となる平日だと車に乗ることが不可能になっちゃうので本当に助かってます(泣)
実際にApricaのトラベルシステム(チャイルドシート+ベビーカー)を使ってみて、とても便利でした。
チャイルドシートが揺りかごや椅子としても利用できる設計になっていたので、チャイルドシート以外の使い方ができたのも良かったです。我が家のように車を持っていないご家庭でチャイルドシートが必要な場合はぜひ検討してみてください♪
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