2歳児を対象とした「Baby Kumon Advanced 」の11回目。今月のテーマは「待つ」です。
目次
ベビーくもんAdvanced 11の教材
Baby Kumon Advancedは毎月1回くもんの教室に通って、先生から遊び方のアドバイスを受けながら、毎日親子で楽しみながら続ける教材です。
今月は、以下の教材を受け取りました。
- えほん「まだ ねむくないもん」
- やりとりノート5
- やりとりレシピ11(保護者向けの冊子)
えほん「まだ ねむくないもん」
今月の絵本は「まだ ねむくないもん」です。
あらすじ
うさぎのみいちゃんは昼寝の時間になってもお布団に行かず、「まだ ねむくないもん」と言って遊び続ける物語です。
みいちゃんが昼寝しないことを心配した枕やお布団、毛布がみいちゃんを昼寝に誘いますが、みいちゃんは遊び続けます。
そして枕と布団、毛布はお外に飛び出してしまい、びっくりしたみいちゃんはあとを追いかけ…
子供の反応
この絵本は娘が大好きな絵本の1つです。そして、子供への影響力に驚かされた絵本の1つでもあります。
この絵本を娘に読み聞かせた直後から「まだ、ねむくないもん!」と、娘が絵本のみいちゃんの真似をするようになり、昼寝や夜に眠るのを拒否するようになりました(泣)
娘はこの絵本を気に入って何度も私に読んでとせがみましたが、我が家は夜眠る前に絵本を読む習慣だったこともあり、入眠の妨げになるこの絵本をしばらく隠したこともありました。
結果的にこの絵本によって「絵本を3回読んだら終わりだよ。部屋を暗くしてねんねだよ」と、娘と事前に約束して就寝する癖がつきました。
子供と約束できるようになった
就寝時に「今日は3冊読んだら電気を消してねんねするよ」「今日はどれを読む?それを3回読んだら電気を消してねんねするよ」などと、事前に娘と約束して、絵本を読んで明かりを消すと、娘は黙って眠るようになりました。
もちろん、娘が約束を嫌がるときは条件を変えて妥協点を探します。
「じゃあ、今日は5冊読もうか」「絵探しは今日は3ページだけしようか」「最後にもう一回だけ読むよ」
これらの過程を通じて、娘とのコミュニケーションが一歩前進した気がします。
1歳6ヶ月児健診のときに娘の発語の遅れを相談していたこともあり、娘は明確に言葉にして私に伝えることはまだできませんが、私の言うことを頭の中で理解して納得すれば了承し、私の言ったことを守ることが分かり、安心しました。
やりとりノート5
やりとりノートは親子で楽しみながら子供の「自分でやりたい」を実現するノートです。私も娘と楽しく取り組めました。
今回のやりとりノートは「たのしい いちにち」がテーマでした。
主な取り組みは以下です。
- 貼ってみよう
- 歌ってみよう
- 探してみよう
- 数えてみよう
- 描いてみよう
貼ってみよう
今回は時計の時間を意識した朝のシーンにまつわるワークでした。
シール貼り
7時の起床シーンでは寝てる子供たちに掛け布団シールを貼ります。これは簡単であっという間にクリア!
お着替えシーンではパパ・ママ・男の子・女の子の洋服シールを貼ってコーディネート。余った洋服シールはクローゼットに貼り付けます。
8時の朝食シーンはテーブルに朝ご飯シールを貼り付けます。「パンとご飯のどっち食べるかな?」「お魚と目玉焼きのどっちかな?」と、朝食の献立は誘導しながら完成しました。
糊を使う
9時のおもちゃのお片付けは、紙の台紙からおもちゃをハサミで切り離し、棚におもちゃをでんぷん糊で貼り付けます。
娘は「でんぷん糊」の量をたっぷり指につけておもちゃの背面に塗りつけて貼り付けるので、適切な量を私が見本で見せますが、娘の指はぎこちなくて難しそうでした。
幼稚園などでは、子供によって「糊」や「泥」などに対して「手を汚したくない、汚い」と見ただけで拒否することもあるそうです。(親の反応を真似する)
色んなことができたほどが子供の選択肢を狭めなくて済むので、なるべく苦手な物を作らないように頑張りたいです。
歌ってみよう
歌ってみようは、金子みすゞの詩「わたしと ことりと すずと」でした。
どんなものにも長所と短所があり、「みんな ちがって みんな いい」という歌のメッセージは素敵です。
ベビーくもんの場合、うたってみようの歌詞のページにはQRコードがあります。スマホのカメラを起動してそのQRコードを読み込むとYouTubeを起動して歌を聞くことができます。
娘に聞かせると、ちょっと甲高い音程のせいか「うるさい」とのことで、歌うより私が読み聞かせるほうが合ってました(汗)
探してみよう
夕方4時に公園に動物のママたちが子供を迎えにきたシーンで、猫と豚と熊の子供たちを見つける絵さがしでした。
それぞれの動物の特徴を理解してるようで、人数分を見つけることができました。
かぞえてみよう
1日の流れがアナログ時計とイラストで描かれています。
「7時は起きる時間だね」「8時は朝ごはんの時間だね」「3時はおやつの時間だね」と読み聞かせてみました。
まだ娘には時間の概念は早そうなので、耳で覚えられたらいいかな程度で流しました(笑)
描いてみよう
今回はファッションデザインということで、クレヨンで塗って洋服を着せます。
それぞれのイメージカラーを熱心に塗ってました。空白が少なく、上手に塗りつぶせるようになっていて驚きます。
クレヨンはウエットティッシュで消すことが出来るのでくり返し遊べて良かったです。
やりとりレシピ11(保護者向けの冊子)
Baby Kumon Advanced 11号のテーマである「「またできない」も「ことはが遅い」も見えないところで成長中!」について書かれてます。
子供の成長の待ち方
娘の発語の遅れが気になる私にとって今月号はとても参考になりました。
言語療法士の話では子供が言葉を理解できているかが重要で、「〇〇を持ってきて」「〇〇はどれ?」などの声かけに対して、子供が指差しなどで適切に反応するのであれば、子供は言葉を理解しているので子供の成長を待つ時間と考えて良いとか。
そして、その待つ時間に言葉を豊かに育むための親子のふれあい方が紹介されており、参考になりました。
ヘレンケラーが水に触れながら「Water」と認識したように、子供の動作や感覚した体験中に親が声かけすることで言葉を獲得しやすくなるのかなと思いました。
Baby Kumon(ベビークモン)とは
Baby Kumonは「わが子に何かしてあげたいけれど、何をしてあげたらいいのかわからない」というお母さんのために生まれた0・1・2歳から始める親子で楽しめるKUMONです。
「語りかけ」「読み聞かせ」「歌いかけ」「やりとり遊び」の4つの言葉のやりとりを通じて親子の絆と子供の学びの土台を作ります。
0~1歳児はBaby Kumon、2歳児はBaby Kumon Advancedのコースになります。
毎月1回くもんの教室に親子で通い、新しい教材の遊び方を学びます。
また、過去1ヶ月の子供の様子を振り返りながら子供の興味に応じた遊び方の提案を受けたりすることができます。
個人的には、先生との相性によってベビーくもんの評価が変わると思います。
子供の成長記録になる「れんらく帳」
ベビーくもんの一番の肝は、くもんの先生とやりとりする「れんらく帳」だと私は思います。
れんらく帳は、子供に関する気付きなどを書き込むノートです。子供ができるようになったこと、熱心に遊んでること、親子の関わり方など思いつくことを記してます。
くもんの先生は連絡帳を見て、アドバイスを行います。私はこのやりとりが有意義で続けてます。
教材の構成
ベビーくもんの教材は「歌・絵本・カード」から構成されます。
歌は童謡が収まったCDと歌詞の絵本が各月で配布されます。絵本のバーコードからYouTubeにアクセスして童謡を再生することもできるので便利です。
BGM代わりに聞き流しているので、娘もたまに口ずさんだりしてます。
絵本とカードは、毎日10分ほど行うと良さそうです。
以上、今月のBaby Kumon Advancedでした。
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