長野に来たら一度は食べてほしい信州グルメが「信州蕎麦」です。
長野県信濃町にある「黒姫物産センター」では、国産そば粉を100%使用した石挽きの「信州蕎麦」や甘茶を練りこんだ「甘茶うどん」が380円〜というお手頃価格で気軽に食べられます。
長野県信濃町「黒姫物産センター」

「黒姫物産センター」は、JR黒姫駅の近くの国道18号線にある水車が目印のお店です。
1階はお土産物を多数扱っており、近隣の特産品(ブルーベリー、りんご、栗)の土産菓子、信州蕎麦、野沢菜漬などのお漬物類、地酒などが充実しています。
また、骨董品や昔ながらの玩具などもあり店内を見て回るのも楽しいです。
伝統工芸品「信州打刃物」
店内でとりわけ目を引くのが伝統工芸品の「刃物」コーナーです。
信州鎌は、鎌全体の厚さに対して6分の1という極めて薄い鋼部分が特徴で その切れ味、使いやすさ、耐久性に優れているとか。
武田信玄と上杉謙信が一騎打ちした川中島合戦で、武具や刀剣類の修理のために信濃町へ移り住んだ鍛冶職人によってその技術が農具や山林用具作りに活かされたそうです。
そば処黒姫そば

黒姫物産センターに入ると最初に目に飛び込んでくるのがお土産物売り場と、真っ黒な口を開けて待ってるような地下に続く薄暗い階段です。
おそるおそる階段を降りると骨董品のような展示品(売り物?)がずらりと並び、ふと、雑貨が百年経つと付喪神となる昔話を思い出して、その世界に迷い込んだような不思議な気配を感じたりしました。
明かりを頼りに進むと、「黒姫そば」の暖簾が見えてきます。
「そば処黒姫そば」のメニュー


入口の券売機でメニューを確認して食券を購入します。
メニューは信州蕎麦と甘茶うどんがの2種類があり、温かいメニューを中心に好みの具材で選びます。
ゆでたまごはカウンターでも販売していて、烏骨鶏の卵のようです。
「そば処黒姫そば」の店内

最初にカウンターに行って食券を渡すと、半券を返され、セルフサービスのお茶を持って空いてる席に座ります。
訪問したときは15時頃でお客さんは2組ほどで、女性ひとりが切り盛りしていました。
お茶をすすっているとすぐに自分の番号が呼ばれ、カウンターに受け取りに行きます。
天ぷらそば

かき揚げの天ぷらそばです。
写真だとわかりにくいですが、大きい器に蕎麦がたっぷり入っています。かき揚げは一般的な大きさなので、一般的なお店の倍くらいの量の蕎麦です。
肌寒い日だったので蕎麦の温かさが体に染みておいしかったです。
地元の人が気軽に立ち寄ってさっと食べる立ち食いそば屋のようなお店です。昔ながらの雰囲気を味わえるお店ですので、信濃町に来たら是非立ち寄ってみてください。
「そば処黒姫そば」のお店情報
- 店名
そば処黒姫そば - 住所
長野県上水内郡信濃町大字柏原175-6 - HP
https://ogiwaraseika.com/ - アクセス
上信越自動車道「信濃町IC」から車で約5分 - その他
現金のみ