ベビー服の水通しのことをSNSでは「世界一幸せな洗濯」と呼ばれています。
里帰りして、実家に送り付けていたベビー用品の片付けも一段落し、天気も良かったので、私も世界一幸せな洗濯をしてみました。
ベビー服の「水通し」とは
ベビー服は赤ちゃんが直接肌に身に着けるものなので、できれば一度洗って綺麗なものを着せたいですよね。
そこで行うのが「水通し」です。
「水通し」とは、水洗いすることでベビー服を綺麗にするだけでなく、「吸収性を良くする」「ホルムアルデヒドを取り除く」こともできます。
吸収性を良くすると
ベビー服についてる糊を取り除くことで、汗っかきの赤ちゃんの汗を吸収しやすくなり、パリッとしていたベビー服を柔らかい肌心地にすることができます。
ホルムアルデヒドを取り除くと
新しい服には縮みやしわの防止効果のあるホルムアルデヒドが使われていることがあり、皮膚などに炎症を起こすことがあります。
原則ベビー衣類等にはホルムアルデヒドが検出されないことになっていますが、他の衣類や家具などから移ることがあります。
ホルムアルデヒドは水溶性なので、水洗いすることで取り除くことができます。
ベビーバスを使ってベビー服を手洗いするのがおすすめ♪
洗濯機を使ってベビー服を水通しをすれば一回に大量にできて便利ですが、ベビー服の型崩れが心配だったり、事前に洗濯機のカビ落としをする必要があったり、とちょっと躊躇していました。
そこで部屋を見渡してみると…
ちょうどよさげだったのがベビーバス!
ベビーバスを洗濯桶がわりにして手洗いしてみることにしました。実際にやってみるとちょうどよかったのでオススメです!
ベビー服の「水通し」に使用した物
使用したベビーバスと、赤ちゃん用洗濯洗剤・柔軟剤は以下となります。
リッチェル「ふかふかベビーバス プラス」
「ふかふかベビーバス プラス」は空気を入れて膨らませるタイプのベビーバスです。
ベビーバスは新生児~1ヶ月頃までしか使わず、プラスチックのベビーバスだと場所を取ったり、持ち運びに大変なので、膨らませるタイプにしました。
エアポンプが内蔵されているので、使うときに3~5分程度かけて空気を入れれば、すぐに使用することができます。
実際に使ってみると、ベビーバス中央と側面にあるポンプの蓋を外し、それぞれ押していると、次第に空気が入って膨らむので簡単でした。
ピジョン「ピュア」「ベビーソフター」
我が家はピジョンの「赤ちゃんの洗たく用洗剤 ピュア」と「ベビーソフター(赤ちゃん用柔軟剤)」にしました。
赤ちゃん用の洗濯洗剤と柔軟剤は各社から出ており、どれにするか迷いましたが、海外製よりも日本製のほうが赤ちゃんの肌に合いそうなことと、日本の50年以上続くメーカーなので高品質で安心感があったからピジョンに決めました。
ベビー服の「水通し」の場合、水だけで洗っても良いそうですが、ゴワつきが出ると赤ちゃんがかわいそうだと思ったので、洗濯用洗剤と柔軟剤を薄めに使うことにしました。
ベビーハンガー
赤ちゃん用の肌着や洋服をかけるベビーハンガーです。
ベビー服を買ったときについてくるハンガーでも代用可能ですが、肩の部分がいかつい形に残ってしまうので洋服を干すのには適さないので、ベビーハンガーを用意するのがおすすめです。これは赤ちゃん本舗か西松屋で売ってたものです。
ベビー服の「水通し」の手順
今回洗った物は以下の通りです。
- 肌着 ×7枚
- ツーウェイオール ×6枚
- ガーゼハンカチ ×10枚
- 帽子、スタイ、靴下×1つずつ
①ベビーバスのMAX(約8L)まで、ぬるま湯を入れます。
ベビーバスをお風呂場に運び、だいたい人肌程度のお湯をシャワーで入れました。
②ピジョン「ピュア(ベビー用洗濯洗剤)」を「10ml」入れる
ピジョン「ピュア」の使用量は、水5Lに対してピュア10mlです。
ベビー服の水通しは薄めでいいと思うので、ベビーバスMAXラインで水8Lに対してピュア10ml入れるとちょうどいいと思います。
③赤ちゃんの肌着、洋服などをベビーバスに入れて押し洗いする
ベビーバスに赤ちゃんの肌着や洋服、ガーゼハンカチなどを入れます。
洗い物の量が多い場合は、数回に分けたほうがいいかも。私は全部つっこんでしまいました。
洗い方は、上から押すようにやさしく洗います。
全体がお湯に浸かるまで何度も押し、一枚ずつ洗いました。揉み洗いすると型崩れしやすくなるので注意します。
④お湯を捨てて、すすぎ洗いする
一通り洗い終わったら、一度お湯を捨てます。
再び、シャワーでぬるま湯をいれて、押し洗いして洗剤を落とし、お湯を捨てます。
気になる場合は、2度すすぎ洗いを行います。
⑤お湯をMAXラインまで入れ、ピジョン「ベビーソフター(ベビー用柔軟剤)」を「5ml」入れる
ベビーバスのMAXラインまでお湯を入れて、ピジョン「ベビーソフター」(5ml)を入れます。
ピジョン「ベビーソフター」は、水1Lに対して0.66ml。なので、MAXラインで水8Lに対して、ベビーソフターを5ml入れます。
全体を押すように柔軟剤を行き渡らせます。
⑥お湯を捨てて、ベビー服を絞って脱水する
ベビー服を押すようにしてお湯を捨てます。
柔軟剤残りが気になる場合は、このあとすすぎ洗いをします。私は気になったのでもう一度お湯をいれてすすぎました。
お湯を捨てた後、一枚ずつ絞って脱水します。
⑦ベビー用ハンガーに干す
ベビー服の形を整えながら干します。
室内で干す場合は絞り方が緩いと水が垂れるので、5分ぐらい脱水をかけるといいです。
我が家の実家は古い日本家屋なので室内の縁側の廊下に干しています。陽が差していると温室のように暖かいので2~3時間で乾きました。
これでベビー服の水通しは完了です。
次は、ベビーシーツやバスタオルも洗っておきたいので、洗濯機のカビ取りにチャレンジしたいと思います。
コメントを残す