「1時間でハングルが読めるようになる本」は、韓国語に覚えたいけど何から始めたら分からないという韓国語の超初心者の私にぴったりな本でした。
本当に本を読むだけで韓国語が読めるようになるの?
私も最初は半信半疑でしたが、読み終えると確かに本のタイトル通りに韓国語が読めるようになりました。
正確には韓国語を音読できるようになったという言い方が正しいです。
韓国のハングル文字は、日本語のローマ字のように母音と子音を組み合わせて表記します。
そのため、ハングル文字のパターンさえ覚えれば、ローマ字を読むように音読ができるようになります。
韓国語を含む語学の超初心者の私
私はそれまで韓国ドラマやK-POPなどには興味がなく、韓国文化に触れる機会はありませんでした。
韓国語を見ても丸や線でできた記号のようにしか見えませんし、韓国ドラマの会話を聞いても聞き取ることも難しい状況でした。
また、韓国語に限らず、英語などの他の外国語もほとんどできません。
そんな語学に超初心者な私でも韓国語を学ぶ第一歩になるような簡単な本はないかと探した時に見つけたのがこの「1時間でハングルが読めるようになる本」でした。
1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式超速ハングル覚え方講義
実際に読む
育児や家事の隙間時間に手軽に学べたらと思っていたので、私は電子書籍を購入。
スマホさえあれば、手軽にいつでもどこでも読めるのが便利です。
母音
最初にデパートの丸井のロゴ「OIOI」の写真が登場し、この「OI」に似たハングル文字「이」は「イ」と読みます…と紹介しています。
この時点で脱力し、続きは軽い読み物感覚で読めるようになりました。
子音
韓国語は、頭の中でハングル文字をローマ字に置き換えられれば読めるようになります。
日本語の「か行、な行、ま行、さ行」となるローマ字の子音「K,N,M,S」。これに該当するハングルの子音は「ㄱ,ㄴ,ㅁ,ㅅ」です。
この子音と、母音の「ㅣ」(iに該当)を組み合わせて以下のように置き換えて読むことができます。
「기,니,미,시」=「ki,ni,mi,si」=「き,に,み,し」
ハングルの子音の覚え方
この「1時間でハングルが読めるようになる本」の最大の魅力は、画像と言葉遊びでハングル文字とローマ字が結びつくところです。
例えば、「ㅁは、マッチ箱に見えるから、マッチ箱のM」といった具合です。
最初は記号にしか見えないハングル文字でしたが、この本では、日本の馴染みのある物に置き換えたイメージで教えてくれるので、読んでるうちに何となく頭に入ってきました。
読後
本のタイトル通り、大体一時間程度で読み終えました。読後は確かに韓国語が読めるようになります。
しかし、ハングル文字を読めてもそれが何を意味するのか分からないため、韓国語の単語や文章を理解することはできません。
それでも記号にしか見えなかったハングル文字に音が聞こえるようになるのは、韓国語を学ぶ一歩としては大成功だと私は思いました。
1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式超速ハングル覚え方講義
最後に
語学の獲得には「読む、書く、聞く」の3つが重要です。
この「1時間でハングルが読めるようになる本」では、その「読む」ができるようになります。
韓国語を学びたいけど何から始めたら良いのか分からないという人が、簡単にハングル文字を覚えるのにぴったりな本だと思います。迷ってる方は、ぜひ試してみてください。
以上、韓国語を学ぶなら一番最初にこの本「1時間でハングルがよめるようになる本」の感想でした!
コメントを残す