4歳になった娘はカラフルなキャラクターが大好き。絵本「カラーモンスター」をジャケ買いしてみました。
目次
絵本「カラーモンスター」とは
副題に「きもちはなにいろ?」とあるように、カラーモンスターはその時の気持ちによって色が変わるモンスターです。
- 黄=楽しい
- 青=悲しい
- 赤=怒り
- 黒=不安
- 緑=穏やか
このカラーモンスターの色を通じて、感情のコントロールが難しい子供たちが自分自身の感情に気付き、気持ちの整理や表現の手助けをします。
カラーモンスターを読み聞かせた娘の反応
娘は最初に覚えた発した言葉が「きいろ」で、幼いときから色彩豊かなカラフルなものが大好きでした。
この「カラーモンスター」を本屋で見かけたとき、赤・青・黄・緑の4色のカラーモンスターは娘の好みのド真ん中すぎて、絶対に気に入ると思い、即買いました。
娘に見せると案の定、「うわー、なにこれ?!よんで!よんで!」とせがんで可愛かったです。
そして、最初は色だけ注目していた娘が次第に色に対応した感情について口にするようになりました。
子供が今の気持ちを色で表現するようになる
娘がカラーモンスターを通じて今どんな気持ちなのかを色を使って確認するようになりました。
ママの気持ちを確認する
絵本を読んでいると…
「ママ、いま、なにいろのきもち?」
「緑だよ。穏やかな気持ちだよ」
娘を叱ったとき…
「ママ、いま、なにいろのきもち?」
「うーん、怒ってるから赤色…」
娘の気持ちを確認する
「今日の幼稚園は何色の気持ちだった?」と聞くと、大抵は「きいろのきもち」と楽しかったことをら伝えますが…
「うーん、あおいろのきもち」
「え、何かあったの?」
「おにわであそべなくて、かなしい」
「雨が降ってたからね。残念だったね。明日はお庭で遊べるといいね」
こんなやり取りができるようになりました。
子供自身の気持ちへの理解度
子供にとって、理解しやすい気持ちと理解が難しい気持ちがありました。
子供が理解しやすい気持ち
- 黄色の「楽しい気持ち」
- 青色の「悲しい気持ち」
- 赤色の「怒りの気持ち」
- ピンクの「大好きな気持ち」
子供が理解しにくい気持ち
- 黒色の「不安な気持ち」
- 緑色の「穏やかな気持ち」
カラーモンスターで理解した「不安な気持ち」
娘はよく「かくれたい」と言って、毛布や私の後ろに隠れることがありました。怖いときや、不安なときによく行ってました。
カラーモンスターでは黒色に「不安」という意味付けをしており、絵本でこの「不安」の概念を少し理解したようで、娘は隠れたいときに「くろのきもち」と表現するようになりました。
カラーモンスターでも理解しにくい「穏やかな気持ち」
娘にとって一番理解しにくいのが緑の「穏やかな気持ち」のようです。
大人ならお風呂に入ってる時間や就寝前のひとときなどがリラックスできる癒やしの穏やかな時間ですが、娘にとっては違うようです。
常に黄色の「楽しい気持ち」で過ごしてる娘にとって、「穏やかな気持ち」を感じるタイミングが無いようで一番難しい概念のようでした。
子供とのコミュニケーションの幅を広げる絵本
子供と会話によるコミュニケーションができるようになったら、子供との会話の幅を広げることができる絵本です。
特に曖昧な子供のその時の気持ちを確認することができるようになり、子供が今何を考えているのか知ることができます。
泣いてる理由が「悲しいから」なのか、「怒っているから」なのかも教えてくれるようになります。
是非お子さんに読み聞かせて試してみてください。
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