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【冬限定】地獄谷野猿公苑で温泉を楽しむ野生のサル「SNOW MONKEY(スノーモンキー)」を見てきました!

【冬限定】地獄谷野猿公苑で温泉を楽しむ野生のサル「SNOW MONKEY(スノーモンキー)」を見てきました!

長野に来たら絶対見てほしい光景のひとつが、寒い冬の間だけ見ることのできる「地獄谷野猿公苑」の野生のニホンザルが温泉を楽しむ姿です。

1988年の長野冬季オリンピックの際に話題となり、現在は「SNOW MONKEY」として広く知られ、世界中から観光客が訪れています。

地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)

長野県山ノ内町にある「地獄谷」は険しい崖に囲まれた渓谷にあり、地獄の底から噴き上げるような噴泉は轟音鳴り止まず、立ち込める湯煙と硫黄の臭いからそう呼ばれました。

1958年、この地獄谷の温泉宿「地獄谷温泉後楽館」の5代目がりんごを使った野生のニホンザルの餌付けに成功すると、より自然に近い状態でニホンザルを観察することができる施設として1964年に「地獄谷野猿公苑」が開苑しました。

また、子ザルが後楽館の温泉に浸かりに来ることがあり、これを止めさせるために公苑の職員がサル専用の温泉を作ったところ独自の入浴文化が発達したそうです。

一年を通して野生のニホンザルの生態を観察できる場所として知られています。

参考

地獄谷温泉後楽館「地獄谷温泉について
国土交通省「渋の地獄谷噴泉 [噴泉]

冬場の「地獄谷野猿公苑」までのアクセス

長野駅から地獄谷野猿公苑までのアクセス図(ながの暮らし)
  1. 長野県山ノ内町の「スノーモンキーパーク」のバス停で下車、もしくは「野猿公苑駐車場」に車を置く
  2. バス停や駐車場から「野猿公苑遊歩道入口」まで歩く
  3. 「野猿公苑遊歩道」を1.6km歩き、「地獄谷野猿公苑」に入る

①長野県山ノ内町のバス停「スノーモンキーパーク」か「野猿公苑駐車場」で下車する

自家用車の場合:野猿公苑駐車場に車を置く

長野市内から約1時間かけて自家用車で向かい、志賀高原ロマン美術館の所から上林温泉に入り、午前10時頃に「野猿公苑駐車場」に車を置きました。

私が訪れたときはギリギリ駐車場に空きがありましたが、昼過ぎに戻ってきたときには駐車場に入れない車が数台列になっていました。

公共機関の場合:スノーモンキーパークのバス停で下車する

長野電鉄「長野」駅から「スノーモンキーパーク」行きの「湯田中」駅に移動し、「湯田中」駅のバス停から「スノーモンキーパーク」行きのバスに乗り、「スノーモンキーパーク」のバス停で下車します。

参考

長野電鉄「湯田中」駅からスノーモンキーパーク行きのバス時刻表(料金表
長野電鉄 上林線 スノーモンキーパーク バス時刻表
長野電鉄 志賀高原線 スノーモンキーパーク バス時刻表

長野電鉄のスノーモンキーパスを購入すると二日間、電車とバスが乗り放題になります。

※タクシーを利用する場合、約3.2kmで2万円弱かかります

②野猿公苑遊歩道入口

野猿公苑遊歩道入口(ながの暮らし)

バス停や駐車場から案内に従って道を上がると、看板が紛らわしいですが「野猿公苑遊歩道入口」が見えてきます。ここから約1.6km先に「地獄谷野猿公苑」があります。

冬場は積雪のため「地獄谷野猿公苑」までの道はこの遊歩道しかありません。約30分かけて歩きます。

防寒具や滑り止めのスパイクなどは「野猿公苑遊歩道入口」に隣接する「スノーモンキーリゾート インフォ&ギフトショップ」にてレンタルすることも可能です。

③地獄谷野猿公苑

地獄谷野猿公苑(ながの暮らし)

地獄谷野猿公苑の入口です。階段を上ると地獄谷が一望でき、温泉が噴き出す噴泉を上から見ることができます。

チケット売り場で入苑料を払うと、いよいよ温泉に浸かる猿たちを見ることができます。

温泉で暖を取る野生のニホンザル

公苑内の最奥部にサルが浸かる温泉があります。

公苑の中央を横湯川が通り、公苑の入口と温泉を結ぶ橋の付近からカメラを構えた観光客の列ができており、サルたちの一挙手一投足をひとつも逃さないように真剣に撮影していました。

サルたち全員が温泉に入るわけではなく、道端で丸くなるサルや走り回るサルなどいろんなサルがいます。

記念スタンプ

地獄谷野猿公苑スタンプ(ながの暮らし)

地獄谷野猿公苑の出入り口に併設された休憩スペース兼お土産屋のところに、記念スタンプがあったので押してみました。

赤い猿のスタンプは地元小学生が作った「山ノ内限定!思い出スタンプラリー」もので既に終了してました。

地獄谷野猿公苑 周辺の見所

渋の地獄谷噴泉(国の天然記念物)

渋の地獄谷噴泉(ながの暮らし)

地獄谷野猿公苑の階段付近にある噴水のようなものが「渋の地獄谷噴泉」です。1927年(昭和2年)に国の天然記念物に指定されています。

一般的な間欠泉が数分から数時間ごとに一定の間隔で噴き出すのに対して、「渋の地獄谷噴泉」は高さ20mほどの水柱を絶えず放出するとても珍しい火山現象です。1782年(天明3年)の浅間山大爆発のとき一時的に止まったと言われてます。

水の温度は摂氏90℃を超え、ナトリウム、硫黄、硫酸カルシウムが含まれており、ミネラルが結晶化した沈殿物で噴泉口が塞がれないよう定期的に取り除くそうです。

参考

国土交通省「渋の地獄谷噴泉 [噴泉]
志賀高原ユネスコエコパーク「山ノ内町の天然記念物

地獄谷温泉後楽館

地獄谷温泉後楽館(ながの暮らし)

地獄谷野猿公苑の入口にある温泉宿です。「猿とともに生きる人里離れた孤高の宿」と言われ、1日4組まで宿泊が可能です。ほとんど予約が埋まってるので早めの予約必須の宿です。

露天風呂からは国の天然記念物「渋の地獄谷噴泉」を見ることができ、たまにサルが遊びに来ることもあるようです。日帰り入浴もできます。

参考

地獄谷温泉後楽館 http://www.jigokudanionsen.com/

地獄谷野猿公苑 周辺のグルメ

「猿座カフェ」のアップルパイ

猿座カフェ(ながの暮らし)

地獄谷野猿公苑の遊歩道入口付近にある「猿座カフェ」は、寒い冬の時期にぴったりな温かい三角形のアップルパイがテイクアウトできます。
ホットチョコレートも甘くて冷えた体が温まって冬のお勧めドリンクです。

「道の駅 北信州やまのうち」の須賀川そばや揚げまんじゅう

道の駅北信州やまのうち(ながの暮らし)

地獄谷温泉野猿公苑と湯田中温泉の途中にある「道の駅 北信州やまのうち」です。
北信州山ノ内町の須賀川地区に伝わるオヤマボクチ(山ごぼう)をつなぎに使った蕎麦「すがかわ法印そば」はここだけの味です。
また、温泉饅頭を天ぷらにした郷土料理「揚げまんじゅう」もここで食べられます。

「地獄谷野猿公苑」 周辺の宿

上林温泉 上林ホテル仙壽閣(ながの暮らし)

上林温泉 上林ホテル仙壽閣

1929年創業、昭和天皇や夏目漱石なども訪れた歴史あるホテルです。野猿公苑遊歩道入口の近くにあります。
創業当時からある日本式庭園は約120種の山野草が生い茂り、観光客に人気の宿です。



長野県山ノ内町の「地獄谷野猿公苑」は冬の長野に来たら絶対見てほしい観光スポットですので是非立ち寄ってみてください。