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長野駅から善光寺詣の行きすがら「善光寺七福神巡り」を歩いてみました(約2.5km)

長野駅から善光寺詣の行きすがら「善光寺七福神巡り」を歩いてみました(約2.5km)ながの暮らし

長野に来たら一度はお参りしてほしいのが「善光寺」ですが、その際は長野駅から善光寺の間に祀られる「善光寺七福神巡り」を是非歩いてみてください。

七福神のスタンプを集めるスタンプラリーとしても楽しむこともでき、善光寺詣の行きすがら気軽にチャレンジできます。

善光寺七福神巡り

長野駅から善光寺までの約2.5kmを歩きます。早歩きなら約1時間、ゆっくり散策しながら歩くと約2時間ほどで歩けます。

善光寺七福神マップ

善光寺七福神巡りマップ(ながの暮らし)
  1. 寿老人「かるかや山西光寺」
  2. 大黒天「大国主神社」
  3. 福禄寿「秋葉神社」
  4. 弁財天「往生院」
  5. 布袋「御本陣藤屋」
  6. 恵比寿「西宮神社」
  7. 毘沙門天「世尊院釈迦堂」

長野市の町中を歩くため、飲食店やコンビニ、公衆トイレなどは充実しており、自分のペースで楽しめます。

帰りは善光寺から長野駅までバス(ぐるりん号)を利用して戻ることができます。

一番 寿老人「かるかや山西光寺」

一番 寿老人「かるかや山西光寺」(ながの暮らし)

長寿、財運、子孫長久の御神徳があります。中国、宋時代の人で、南極老人星の化身と言われ、南の方角を守る神です。善光寺七福神でも一番南にまつられています。
長頭の老人で右手には巻物をつけた杖を持ち、左手には宝珠を捧げています。

10時30分、一番「西光寺」に到着。

長野駅の善光寺口を出て、鰻店「岩井屋」と「C-one(シーワン)」の間にある「二線路通り」を通り抜けて「中央通り(善光寺の表参道)」に出て、右手の善光寺方面に進むとあります。

「善光寺七福神巡り」専用のスタンプを押印する色紙も販売されています。

二番 大黒天「大国主神社」

二番 大黒天「大国主神社」(ながの暮らし)

大黒天は元々はインドの戦の神でした。日本では大国主神と混同され、農産と福の神になりました。米俵の上に乗り、右手で打ち出の小槌を持ち、左肩に袋を背負っています。元々この近くを通っていた西山街道(大町街道)沿いにまつられていました。8月20日には秋祭りが行われています。

10時45分、二番「大国主神社」に到着。

中央通りを善光寺方面に進み、新田町のスクランブル交差点にある「もんぜんぷら座」のところを左折して長野県庁方面に進むと「長野中央郵便局」があり、その隣にある小さな社です。

三番 福禄寿「秋葉神社」

三番 福禄寿「秋葉神社」(ながの暮らし)

福(幸福)、禄(財運)、寿(長寿)を授けてくれる神です。火災除けの秋葉神社にまつられる三尺坊(天狗)は、福と禄と寿の御神徳があると言われ、福禄寿の化身とされています。8月23日には秋祭りが行われています。

10時55分、三番「秋葉神社」に到着。

中央通りを善光寺方面に進み、セントラルスクエアの手間にある交差点「問御所町」を左折するとあります。

地元で「秋葉神社」というと「綿半スーパーセンター(旧イトーヨーカドー)」の隣の神社を思い浮かべますが、そこではありません。

四番 弁財天「往生院」

インドの河の女神で、日本でも池や海辺にまつられる神です。昔このあたりに池があったので、この地にまつられました。琵琶を弾くお姿で表され、学問や芸能の御神徳があります。花街だった権堂町の芸妓たちの信仰を集めました。8月27日には施餓鬼会法要と弁財天祭が行われています。

11時00分、四番「往生院」に到着。

中央通りを善光寺方面に進み、「北野文芸座」の手前にある屋根に覆われた「権堂アーケード」の中を進むとあります。

五番 布袋「御本陣藤屋」

中国に実在した僧です。お腹が大きい福々しいお姿で、肩には大きな袋を背負っています。像は太平洋戦争で撃沈された戦艦大和の最後の艦長、有賀幸作中将の生家(長野県辰野町)に伝わったものです。

11時12分、五番「御本陣藤屋」に到着。

善光寺の門前にある江戸時代から続く老舗旅館で、参勤交代の際に加賀藩前田家が定宿とした格式ある旅館の1階にあります。

六番 恵比寿「西宮神社」

右手に釣竿、左手に鯛を抱えたお姿で、七福神の中では唯一日本の神です。商売繁盛、家内安全、除災開運、五穀豊穣などの御神徳があります。恵比寿の宮として県下で最も古く、11月19、20日のえびす講祭は晩秋の風物詩で、煙火大会などが開催されます。また1月19、20日には初えびす祭が行われています。

11時16分、六番「西宮神社」に到着。

善光寺の門前を右手に進むとあります。善光寺の仲見世の華やかさとは違う趣のある小路の先にあります。

七番 毘沙門天「世尊院釈迦堂」

仏法を守る四天王の一人で、北の方角を守る神です。善光寺七福神でも一番北にまつられています。甲冑をつけ、左手に宝塔を捧げ、右手に矛を持ち、両足に邪鬼を踏まえています。平安時代の作で昭和42年に長野市指定文化財第1号になりました。世尊院御本尊釈迦涅槃像(重文)の左脇に安置されており、御本尊と一緒の特別拝観日に御開帳されます。

11時26分、七番「世尊院釈迦堂」に到着。

善光寺の門前に戻り、仁王像の先の仲見世にあります。

「善光寺七福神巡り」をやりきった後は善光寺詣をして、仲見世でランチを食べ、充実した午前中を過ごせました。


以上、「善光寺七福神巡り」を約1時間かけて歩いた体験談です。

長野駅から善光寺に向かう道中に立ち寄れるので善光寺詣の行きすがら是非楽しんでみてください。