長野に来たら一度は訪れてほしいのが長野県上田市にある真田家ゆかりの「生島足島神社」です。
御本社は県宝に指定され、かつては参道があったのか1km以上離れた田畑の真ん中にポツンとそびえ立つ大鳥居も圧巻です。
長野県上田市「生島足島神社」
由緒
御祭神
生島大神、足島大神
御由緒
太古より大八洲(オオヤシマ)の御霊として祀られ日本総鎮守と仰がれこの古社で昔建御名方命(タケミナカタ)が諏訪の地に下降される途すがら、この地に御留りになり、二柱の大神に奉仕、米粥を煮て献ぜられたと伝えられ、その古事は今も御籠祭と云う神事に伝えられている。
御本殿には床板が無く、土間の大地が御霊代とされている。
御神徳
生島大神は、万物を生み育て力強い生命を与え、足島大神は、国中を満ち足らしめ人々の願いに満足を与えて下さると昔より伝えられている。
御例祭 九月十九日
寅年・申年には式年御柱大祭が斎行される。
摂社
諏訪社、八幡社、子安社、十三社、荒魂社、秋葉社、山宮社、御旅所社
「生島足島神社」の見所
御本社(上宮)
御本社は神池に囲まれた神島の中に鎮座し、本殿内殿には床板がなく、大地そのものの土間が御神体として祀られており、この様式は最古の「池心宮園池(いけこころのみやえんち)」と呼ばれます。
西鳥居と東鳥居
夏至と冬至に生島足島神社の鳥居の真ん中を太陽が通り抜けます。夏至には「東の鳥居」の真ん中を上がり、冬至には「西の鳥居」の真ん中に沈みます。
夏至の日の出の際に太陽が地上につくる光の線を「レイライン」と言い、生島足島神社、信濃国分寺、別所温泉が結ばれており、このレイライン上にある「塩田平」は古来より聖地として多くの寺社仏閣が建てられたそうです。
ガチョウ
池の柵の中にはアヒルのように白いガチョウがいて、にぎやかな鳴き声で出迎えます。
子供を連れて行くと、このガチョウに目が釘付けとなって離れず、境内で売られている鯉の餌を投げると食べます。
「生島足島神社」の御朱印
真田氏の家紋「六文銭」が押印された御朱印です。
干支【巳】御朱印
巳年限定の御朱印で、金紙の上に切り絵された蛇のデザインが目を引きます。
上田市日本遺産限定デザイン
「生島足島神社は」上田市日本遺産の1つに選ばれており、令和5年4月から上田市日本遺産限定デザインの御朱印があり、上田市日本遺産オリジナルロゴマークの金箔加工が特徴です。
「生島足島神社」の詳細
- 名称
生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ) - 住所
長野県上田市下之郷中池西701 - HP
https://www.ikushimatarushima.com/ - その他
御朱印あり